LGBTQ+お話会に何度も参加していただいた婦人科医の高田先生が婦人科を6月2日(月)に独立開業されます。場所は鹿沼市上野町311−4、業務スーパーや井上内科皮膚科のすぐ近くです。
高田先生はホルモン治療専門で、トランスジェンダーの方の判定会議にも参加していた経験のある先生です。お話会ではトランスジェンダーの方に対する、医療や社会が抱える課題についていろいろと話を伺えました。そんな高田先生が開業する「うわのまちクリニック」には婦人科、女性内科に加えて「ジェンダー外来」があります。お話会で「どんな外来名にしよう?」と話していた中で出てきたワードなので、自分事のようにちょっと誇らしく思っています。
ジェンダー外来は性別不合(性同一性障害、トランスジェンダー)の方のホルモン治療、男性の更年期障害に対応してくれる外来です。婦人科というと女性にイメージが限定されがちですが、性の悩みは性別に限らず起こります。男性も女性も気兼ねなく来られる医院にしたいという思いを込めているとのことです。
こんな先進的な婦人科が鹿沼にできるなんて、感無量。5月25日(日)11:00〜15:00は内覧会があります。予約不要で見学できますのでご興味のある方はぜひ!
お話会では高田先生の医療、モグさんの性に関する相談、コブルのカウンセリングやソーシャルワークが一体となって、未成年の望まない妊娠や性別不合に悩む人の力になれたらなんて話もしていました。
想像は膨らむばかりですが、できるところから一歩ずつ、という感じです。「うわのまちクリニック」をどうぞよろしくお願いします。
