フェアトレード

ひきこもりとフェアトレードは地域を救う・・・はず。

本日は栃木県教育委員会事務局上都賀教育事務所ふれあい学習課の皆様にお話しする機会をいただきました。

先日の台風の影響で10名ほどの予定が4名になってしまいましたが、僕自身のこと、フェアトレード活動のこと、ひきこもり支援のこと、短い時間でしたが真剣に聞いてくださり、いろいろと質問していただきました。ありがとうございます。

その時にお話ししたことを少し書かせてもらいます。

 フェアトレード活動を行う理由

ひきこもり支援をすることと、フェアトレード活動をすることはあまり関係ないように見えるけれど、僕の中ではしっかりつながっています。

ひきこもりが生まれる原因は、価値観が多様になっている現代に対応できていない社会(とそれを構成する人達)の不寛容さにあり、みんなに地球人として生きるためのリテラシー(最低限必要な知識やそれを活用する能力)があればこんな社会にはならないと思っています。

フェアトレードは人権、環境、ジェンダー、経済、教育など様々な分野の改善を目指す取り組み。

フェアトレードとそれが解決しようとする問題を知ってもらうことは、様々な背景のある人の生活、苦悩、人生を知ってもらうこと。

フェアトレードは地球人として生きるためのリテラシーを教えてくれる。

だからフェアトレードはひきこもり問題の解決になるので、つながっているんです。僕の中でね・・・。

 ひきこもりは地域を救う

今の日本が抱える問題は数あれど、その根本には少子高齢化があると考えています。

各地方自治体は躍起になって移住者や2拠点生活などを勧めているけれど、移住者が来て人口が増える地域があるってことは、移転者がいて人口が減る地域があるっていうこと。

それって少ないパイを奪い合っているだけで、どこかの地域を犠牲にしてでも自分の地域が良くなればそれでいいってことでしょ。

すぐには人口減少は止まらないのだから、活動人口を増やしたらいい。

乱暴な言い方をするなら、量より質だと思う。

内閣府の調査では18歳以上65歳未満のひきこもりは110万人以上いることになっている。

それは日本人の100人に1人はひきこもりってこと。

でもこの調査は「少なくともこのくらいいる」って数字で、実際にはこの2倍いてもおかしくない。

つまり、地元の鹿沼市でいうと1000人から2000人ぐらいひきこもりがいるってこと。

この人たちが活動し始めたら地域を支える担い手となり、地域を救うと思っています。

そのほかにもいろんな話、意見交換をさせてもらいました。

「またぜひお話をしていただきたいのですが、謝礼はどんな感じですか?」

と聞かれましたのでお答えしますと、謝礼はなくてもお話しさせていただける機会があればどこへでも参ります。

でも謝礼の金額があらかじめ決まっている場合には、活動資金にしますのでありがたく頂戴致します。

まずはお問い合わせ下さいませ〜( ̄▽ ̄)

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