フェアトレード

足踏みミシンが素晴らしい

SINGER社の足踏みミシン、国内製造モデル188u。空き家を見てまわっているご縁で頂戴した。

各部に絡まった糸を取り除いて埃を落とす。足りないパーツを購入し、各部を調整。試し縫いをしてみる。
足踏みするタイミングを間違えると縫い方向が逆になってしまい、ちょっと慣れが必要ですが電動ミシンと明らかに違う感覚。足を踏み込むとヌルヌルというか、マイルドに針が進んでいき、手と足の感覚がリンクする。動く音も暖かみがあって、気持ちいい。

これで縫い物してたら何歳になっても認知症になる気がしない。

父方の祖父は戦争前、テーラーだったそう。僕は前職にミシンを使って裾を直すことをしていたのもあって、扱いには慣れている。母方の祖母はテキ屋で稼いでいた時期があり、お祭りに行ったらわたあめとかたこ焼きとかもらっていたのを覚えている。今の僕はイベントに出て、まさにテキ屋のようなこともしている。

足踏みミシンをきっかけにして昔の思い出、家族のつながりに思いを馳せる。

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