「テーマがSDG’sのマルシェしますので出店お願いできますか?」という問い合わせが3件目。断ったものを含めると5件目。最近SDG’sイベントに違和感をずっと感じているので、思考の整理として「今のところ」頭に浮かんでいることを書いておく。
SDG’sは手段。
SDG’sだけでは「何のために」「どんな未来を目指して」の部分が伝わりにくいと思う。そして自分達とどこがどんなふうにつながっているのかも分かりにくい。
そこを主催者なりの考えや想いを持って、直接みんなに伝えていくのがイベント主催者の役割だと思う。出店を募るのはその手段。ところが主催者から、考えや想いが全く伝わってこない。SDG’sを集客の手法やファッションとして考えているのだろうなと透けて見える依頼が多い。
イベント企画のプロがいっていた「イベントを通して何を解決したいのか、まずは企画の目的を考えろ」はその通りだと思う。「◯◯という問題を解決したい(あるいは□□という未来を実現したい)ので、そのためにSDG’sを知ってもらう」となってほしい。
「あなたの活動の、SDG’sへの貢献は何ですか」「あなたの思うエシカルな選択とは何ですか」と主催者側に問われ、ため息が出た。
主催者はこちらにSDG’sの何を求めて出店依頼をしたのか。何を来場者に伝えたくて出店依頼をしたのか、不思議で仕方ない。
そもそも将来達成したいビジョンを考えたら「持続可能な開発」って言葉が既に矛盾しているのでは?という考えに至らないのだろうか。イベント主催者が思い描く(かもしれない)未来の開発された状態を、地球上の全員が享受したら、それは地球として持続可能なのか?
いろいろ浮かんできているけれど、文章としてはかなりカット。
あ〜、スッキリした。あ〜、非電化冷蔵庫作ってみたい・・・。