栃木県市貝町の自然栽培農家「natural farm rainveil」さんと協働して、カフェで使う有機野菜を自分たちで作ることにしました。
natural farm rainveil さんについて → https://www.youtube.com/channel/UCsB29Yy15wrL-mUzZIrvg5A/about
月に2度ほど市貝町にお伺いして、野菜作りをします。つまり残りの28日はレインヴェールさんに管理してもらうんですが・・・^^;
自分たちで種を選び、蒔いて、育て、収穫し、調理し、食べてもらう。
その過程を実際にやってみて「食べる」という行為が、誰かの志事で成り立っていることを自身の体験として楽しんでもらえればと思います。
そしてこの取り組みは「循環」を産んでいるなぁと思いました。
生ゴミの循環
野菜作りの肥料には、カフェででた野菜クズやコーヒーかすなどの生ゴミを使っています。
これらの生ゴミを鹿沼で活動する「菌Toko」さんにお預けして、1ヶ月半ほどで漬物のように発酵してもらいます。
発酵した生ゴミは土にいる生き物や微生物の良いエサとなりますので、そのまま土に混ぜ込むと土が豊かになります。
そうして生ゴミがまた野菜になって循環します。
経済の循環
できた野菜はレインヴェールさんから買い取ります。
買い取ったお金はレインヴェールさんから、この活動に関わっているみんなに工賃として支払われます。
またカフェで使いきれない野菜は店頭で販売する予定です。
その販売で得たお金も、同じくこの活動に関わっているみんなに工賃として支払われます。
カフェに来てくださるお客様から頂いたお金を、野菜作りに関わるみんなに還元し、そうしてできた野菜がまたカフェにきて下さるお客様に楽しんでいただけることで、経済が循環します。
生まれてほしい、思考と行動の循環
野菜を育てたり、調理したり、売ったりするのが初めからうまくいくとは思っていません。
うちで活動するみんながどうしたらいいのかを考え、行動し、結果をみて、また考え、行動する。
そんな思考と行動の循環が、楽しみながら生まれてくれることを期待してます。
ちなみに自分で野菜が育てられるようになれば、組織に所属して働く時間を減らせると思うんですよね・・・。
「衣食住」を自分でまかなえる割合が増えるわけですから、社会からひきこもれる時間が増やせる。
アフターコロナの時代は無理に社会へ出ていく必要もない(というか、社会に出ていくとさまざまなリスクが増えるかも)わけで、いよいよDIYだなと確信しました。