ひきこもり

論破って何ですかね って話。

ちょっと?かなり?やんちゃな男の子とたまに食事に行くのですが、その時に話していると
「はい、論破〜!」
みたいな感じで話を畳み掛けられるのですが、こういう「論破」が誉めそやされる風潮が最近、顕著だなぁと思います。ひ◯ゆきとか、橋◯徹とか。僕の周りにもいます。

別に論破されてもどうでもいいので「そうか〜」って話を聞くだけで、相手は気持ちよさそうなのでよかったよかったって感じなのです。
ただ論破する人がすごいかと問われれば「そうでもない」と思う。僕にとって対話が面白いのは「相手の考えを知ることができる」ことであって「相手を言いまかすこと」ではないので。

相手の話に聞く耳も持たず、事実やエビデンスに基づいているのかもわからないことを勢いよくバーっとまくし立てる。するとなんだか正論をいっているように見えてくる。むしろこういう人に出会うと「相手より優位に立ちたい(本人は無自覚だろうけれど)」という欲求がどこから来るのか知りたくなる。相手の考えを知ることは、自分の知見を増やすことになると思うので、言いまかすだけでは損をしていると思うのだけれど・・・。

誰かと話をする時には「誰が悪い」と責めるのではなく「どうすれば課題が解決するか」を考えたい。相手は敵ではなく、課題を解決する思いを共有したパートーナーなのだから。

関連記事